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日系社会

第7回 パラグアイの日系社会
​第9回 日系人の方のお話
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日系社会の授業では、横浜国立大学都市イノベーション学府に留学されていた大西星川ウイルソン秀次さん(元・藤掛研究室所属)をお招きするとともに、パラグアイについて研究している先輩にZoomへ参加していただき、パラグアイの日本人村の様子や文化、来日した際の経験などについてお話ししていただきました。

​日系人・日系社会

日系人に明確な定義はありませんが、一般的には海外に移住した日本人や日本から海外に本拠地を移した人々とその子孫のことを指します。1908年に日本からアメリカへの移民が制限されたことをきっかけにブラジルに移住した人々が、様々な経緯を経てパラグアイにやってきました。

​パラグアイの中で日系の方々が住んでいる移住地には神社などもあり、日本風の街並みとなっています。他にもパラグアイの就学、就職状況や結婚観、また日系コミュニティで開催されるイベントなどがあることも学習しました。

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日系の方のお話

横浜国立大学大学院に留学されていた大西さんにお話を伺いました。パラグアイに住んでいる日系の方々は日本を訪れたとき、パラグアイ日系コミュニティで生活しているからといっても、日本とは文化やルールはかなり異なること、そして、見た目が日本人であるがゆえに日本人が当たり前だと思っていることができなかったりすると厳しい視線を送られることがあったことなど、日系人であるがゆえに体験された日本での滞在経験をお話しいただきました。日本人である私たちはどう接すればよいのかを考え、自分たちにとっての「当たり前」を見直すきっかけとなりました。

​ダブルアイデンティティ

ダブルアイデンティティとは、二つの文化間移動を青春期までに行った人に現れるアイデンティティのことです。第一文化と第二文化、その間に生じるどちらにも当てはまり、どちらでもない文化を取得した人々は、ダブルアイデンティティを受け入れられず、「本当の」日本人などにあこがれる人が多いということを学びました。

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出典:関口知子,『在日日系ブラジル家庭と第二世代のダブルアイデンティティ形成過程:TCK/CCKの視点から』,2007, 家族社会学研究学会

デビッド・C・ボロック,『サードカルチャーキッズ 多文化の間で生きる子どもたち』, 2010, クロスカルチャーライブラリー